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テスト用ダミー画像の用意方法|容量ぴったり・サイズ別の作り方とハマりどころ

2026.06.28 公開
テスト用ダミー画像の用意方法|容量ぴったり・サイズ別の作り方とハマりどころ

開発中に「とりあえず適当な画像が1枚ほしい」場面、地味に多い。アップロード機能の動作確認、表示崩れのチェック、OGP画像の差し替えテスト――そのたびにスマホの写真を引っぱってきたり、ペイントで真っ白な画像を保存したりしていた時期があった。
でもこのやり方、サイズも容量もコントロールできないから、肝心なテストにならないことがある。結局ちゃんとした「ダミー画像」を用意できる手段を持っておくのが一番ラクだ、という話を、自分の使い分けも含めて整理しておく。

そもそもダミー画像がいる場面

抽象的に「テスト用」と言われてもピンと来ないので、自分が実際に必要になったケースを挙げておく。

  • アップロード上限のテスト:「5MBまで」と決めた投稿フォームが、境界の容量でちゃんと弾くか/通すかを確認したい。
  • 表示レイアウトの確認:縦長・横長・正方形を流し込んで、カードやサムネが崩れないか見たい。
  • OGP(SNSシェア画像)の差し替え確認:1200×630を1枚用意して、TwitterやFacebookでどう出るか試したい。
  • 転送・帯域まわりの負荷確認:あえて大きいファイルを置いて、読み込みやCDNの挙動を見たい。
  • デザインのプレースホルダ:素材がまだ無いとき、サイズだけ合った仮画像で枠を埋めたい。

この5つ、要求がそれぞれ違う。「サイズが欲しい」のか「容量が欲しい」のかで、用意すべきものが変わる。ここを分けて考えるのが結局の近道だった。

ダミー画像はサイズで決めるか容量で決めるかの判断図
サイズ重視か容量重視かで、使う道具が変わる

用意する方法は、ざっくり3通り

1. 手元で作る(ペイント・スクショ)

一番手っ取り早いけど、限界も早い。任意の解像度をきっちり作るのは面倒だし、「ちょうど5MBのJPEG」みたいな容量指定はまず無理。一発勝負の表示確認くらいなら十分だが、繰り返すなら向かない。

2. フリー素材サイトから落とす

見栄えはいいが、サイズも容量もバラバラ。「軽いファイルが欲しいだけ」なのに数MBの高解像度を掴まされたりする。テストの変数を固定したいときに、素材の中身がノイズになる。

3. ダミー画像専用ツールで生成する

結局これに落ち着いた。サイズも容量もこちらが決められるので、テストの条件を固定できる。自分でもこの用途のツールを作って使っているので、以下はその前提で具体的に書く。

「決まったサイズ」が欲しいとき

よく使う解像度は、毎回数値を打ち込むより一覧から選べた方が速い。代表的なところを早見表にしておく。

用途解像度
HD / FullHD1280×720 / 1920×1080
QHD / 4K / 8K2560×1440 / 3840×2160 / 7680×4320
OGP(SNSシェア)1200×630
SNS正方形 / 縦長1080×1080 / 1080×1920
ECサムネ1280×1280

このへんをワンクリックで落とせるようにしたのが サンプル画像ダウンロードツール(冒頭の画面がそれ)。WebP・PNG・JPG・GIF・AVIFで用意してあって、解像度ボタンを押すだけで該当サイズが手に入る。OGPの確認は1200×630を1枚落として貼るだけなので、これが一番出番が多い。

「容量ぴったり」が欲しいとき

サイズより容量を固定したい場面――要はアップロード上限のテストだ。ここがペイントやフリー素材だと詰む。「1MBちょうど」「ちょうど50MB」を狙って作るのは手作業ではほぼ不可能だから。

そのために作ったのが ダミー画像生成ツール の「容量で作る」モード。KB/MB/GB単位で数値を入れると、指定したバイト数ちょうどの画像を吐く。上限は1GBまで。解像度側で作りたいときは幅・高さを最大8192pxまで指定できて、背景色も選べる(初期値は #DDDDDD のグレー)。登録不要でブラウザ内生成してそのまま落ちてくるので、テストの合間にサッと使える。

ダミー画像生成ツールの「容量で作る」画面。ファイル容量とKB/MB/GB、拡張子、背景色を指定できる
「容量で作る」モード。容量と単位・拡張子・背景色を指定して生成する

フォーマットはどう選ぶか

迷ったときの自分の基準はこんな感じ。

PNG・JPEG・WebP・AVIFの容量感の比較図
軽さ重視ならWebP/AVIF。ただしAVIFは受け側の対応に注意
  • PNG:可逆だが重め。透過やくっきりした図が要るとき。容量を稼ぎたいテストにも向く。
  • JPEG:写真系。中間の容量を作りやすい。
  • WebP / AVIF:とにかく軽い。本番に近い構成で軽量画像の挙動を見たいとき。ただし AVIF は受け側(サーバーやブラウザ)の対応に差があるので注意。実際、上の生成ツールでも AVIF はサーバー側が未対応で、サンプル配布の方には入れてある、という状態。
  • GIF:静止画として枠を埋める用途なら問題ないが、アニメーションを期待すると肩透かしを食らう。

地味にハマったところ

最後に、自分が踏んだ落とし穴を共有しておく。テストの精度に直結する。

「5MBまで」の上限を確認するとき、5MBちょうどのファイルを投げても通ってしまうことがある。実装によって「未満」か「以下」かが違うから。境界を本当に確かめたいなら、5MBちょうど・5MB+1KB・5MB−1KB の3枚を用意して、どこで弾かれるかを見るのが確実だった。

もうひとつ、OGPは1200×630で作っても、キャッシュが残っているとSNS側に古い画像が出続ける。差し替えたのに反映されないときは、各SNSのデバッガでキャッシュを更新するのを忘れずに。画像のせいではなく、キャッシュのせいだったというオチが何度かあった。

まとめると、サイズ固定なら一覧から選べるツール、容量固定なら数値指定できるツール、と用途で分けて持っておくのが結局ラク。自分は前者を サンプル画像ダウンロード、後者を ダミー画像生成 で使い分けている。どちらも無料なので、ブックマークに放り込んでおくと開発中の小さなストレスがひとつ消える。

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nemori 編集部(運営:JIT株式会社)
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